一人で色々つぶやきます。


by hitorincom2
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2004年 07月 11日 ( 1 )

このごろ「次のひとりごとはいつ出るんだ?」というメールをよくいただく。
ありがたい話だ。同時に、連載の原稿を1つ増やしてしまったんだなぁと、後悔。

帰国してからの怒濤のごとくの授業研究、授業公開参観10連戦(神奈川県大和市立上和田小学校、石川県野々市町立御園小学校、石川県鶴来町立朝日小学校、千葉県船橋市立行田東小学校、岡山県岡山市立西小学校、金沢大学教育学部附属小学校、石川県内灘町立大根布小学校:2回、石川県金沢市立大野町小学校、富山県氷見市立窪小学校)が終わった。まだ3学期制の学校も多く(逆に言うと、2学期制の地域が増えてきた)、この時期の講師をまねいての授業公開は本当に大変だ。授業を公開してくれた先生方や校内の関係者の方々に敬意を表したい。

毎年、校内研究会への指導・助言のオファーはうなぎのぼりに増えている。日程的なバッティングで申し訳ないけどお断りする学校も後をたたない。それだけ情報教育的な視点(かならずしもIT活用のなんたらかんたら、だけではない)で研究している学校が多いということが一番の理由だと思う。教科と総合の関連を研究している学校も少なくない。
私には大学の授業を含めた学内の仕事もあるし、企業等との共同研究もしている。D-proや中川塾など抱えているプロジェクトもたくさんある。文部科学省や経済産業省の仕事もあれば、教科書や指導書の作成にもかかわっている。研究の構想やそれにからむ執筆もある。それらの時間を確保しつつも、数年前からできるだけ校内研究の依頼は断らないで受けるようにしている。
そうは言ってもはじめて依頼がきたときに条件をつけている。それは「単発で、つまり一度だけよばれるのであればお断りする」ということだ。ときどき、たまたま市や町から講師招聘1回分の予算がついたから誰が「よばなくてはならない」という理由で依頼が来ることがある。これは必ずお断りする。
つまり、お引き受けする条件は、「少なくとも年度内に何回か授業ををともなった校内研究に参加し、継続的にかかわれること」だ。
だいたいちょっと学校にうかがっただけでその学校の何がわかるというのだ。これはクラスの子どもたちと担任の教師の関係と似ている。子どもたちの実態を把握しながら具体的な手だてを考えていくのではないか。学校研究に外部の人間が入る場合も同じだと思う。できたら指導案検討をブロックや学年単位で行うときにもかかわれるのが理想だ。そうすると一人ひとりの教師の顔がわかるだけでなく、思いやこだわりもみえてくる。それがあると、授業デザインについて共同でじっくりと研究できる。残念ながらここまで入り込んでいる学校は4校にとどまっている。

研究者にはいくつかのタイプがあるように思う。専門の分野によってもちがうだろう。ただ、私は少なくとも「現場に入ってナンボの研究者」だと思っている。生粋の研究者にはかなわない部分が山ほどある。一方で、現場から離れないそれ自体が強みだと思っている。だからできるだけ授業を見て、校内研究会に参加し、「引き出し」を増やすように心がけている。もちろん授業者はじめ校内の先生方に返せるものは返していく。

今日現在で定期的に入っている学校は19校。
学校ごとにつけている「中川流極秘カルテ」も、かなりの分量になってきた。
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by hitorincom2 | 2004-07-11 03:18