第二話:海外出張に出るということ
2004年 06月 24日
今回は、東北学院大の稲垣とうちのM2の小林との共同発表だ。
内容は携帯電話の活用に関する子どもたちの受容意識の分析だ。
スイスと言っても、ミラノから電車で1時間のルガーノというリゾート地だ。
メニューもテレビもみんなイタリア語。食事に必要な品目のスペルだけようやくわかる程度だ。
そういえば、さっきテレビをみていたら、サントリーの「燃焼系」のCMをイタリア語でやっていた。なんとも変な感じ。
ホテルのまわりは総菜屋さんや果物屋さん、ホテルや高級ブティックが混在していて、何度歩いても飽きない。
さて、今回の目的はもちろん学会発表と参加だ。自分の研究テーマに関係ある内容も探したいと思っている。
しかし、海外出張には他の目的もあり、そちらの方が大きい。
それは、「誰にも邪魔されずにじっくりと仕事ができる時間を確保する」ということだ。日本にいると、どうしてもこれはかなわない。「1週間、私は山にこもります」というわけにもいかないからね。そんな中、海外出張は学会参加の時間をさしひいても、たまった原稿をたくさん書け(今回は書きかけを8本持ってくるはめに)、数多く抱えているプロジェクトや協同研究の構想の練り直しや進み具合の確認をじっくり行える。ちなみに、D-proの現在の形(フェーズ2)を構想したのもニュージーランドの学会の時だ。さすがにメールは毎日300通くらい来るので、どこにいても読んで出していかないととんでもないことになるので仕方がないが。
ということで、年に2回は海外出張が必要だ。
いや、学会発表だってば。
by hitorincom2
| 2004-06-24 07:09