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by hitorincom2
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第六十二話:3/26情報教育マイスター養成研究会

D-projectの次の日は、「情報教育マイスター養成研究会」だ。
各学校には、情報教育担当リーダーがいる。本来、IT活用授業の推進役になるはずである。しかし、実際は、インターネットがつながらないとかパソコンの調子が悪いとかビデオカメラが壊れたとか、、、もう次から次へとやってくる機器のメンテナンス等に追われているのが現実だ。このことに追われるあまり、本来一番重要であるはずのITの効果的な活用場面がどうであるのかという議論がどこかにいってしまったり、校内の人的体制作りがままならなかったりする状況にある。このような機器対応は、教師の仕事から切り離すべきだし、近い将来そのような方向で進むと思う。ましてや担任をもちながらやっていると、結局やる気のあるリーダーがいるときだけパソコンが使われるという状況がずっと続くことになる。
IT活用が日常的に行われ、しかも授業力にうまくむすびつけている学校の情報教育担当リーダーは機器にくわしいよりは、校内マネージメントにすぐれていたり、
IT活用授業デザインやカリキュラムコーディネートにすぐれている。このように、「情報教育や教育の情報化を適切に推進するための以下の能力・知見を有している」情報教育マイスターを一人でも多くしたい、さらにレベルアップしてほしいという思いから、養成研究会を行うことになった。
当日は、「すぐれた情報教育担当リーダーのかくし味」を全国の特にマイスター(田中さん(鳥取):小学校事例として、前田さん(熊本):小学校事例として、岩崎さん(鳥取):中学校事例として、成瀬さん(宮城):教育委員会の事例として)よりそのコツをミニ講演で教えてもらったり、全参加者によるワークショップで実際に知恵を出し合い発表することも予定している。さらに、2人の研究者が情報教育の理念,授業力向上の立場から(藤村先生@鳴門教育大学)、カリキュラムコーディネートの立場から(木原先生@大阪市立大学)、鋭く斬っていただく。
今回の参加者は3割が教育委員会、センター指導主事であることが特徴だ。すでに定員いっぱいになっていて、申し込めてぎりぎりあと3,4名だと思う。迷っている人は今すぐ!
by hitorincom2 | 2006-03-11 18:21