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by hitorincom2
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第三十二話:D-projectが大事にしてきたもの

D-project(デジタル表現研究会)の春の公開研究会が終了した。当日は総勢250名以上を集め、朝9:30より18:00まで「高速道路に乗ったような感じ(参加された速水道弘さん@鳥取県:談)」の怒濤の8時間半の研究会だった。

おおまかな流れは以下のように進んだ。(同時進行がたくさんあった)
・対談:会長、事務局長が語るD-projectがめざすもの
・パネルディスカッション:D-projectプロジェクトのすべて
・プロジェクト別分科会:
・プレゼン公開リハーサル:
 →今回は子どもたちによるプレゼンテーションの場面がいくつかあった。小学生が高校生からプレゼンの極意を学んだのもD-proならでは、か。
・動画ワークショップ:
 →中高の教師用と小学校の教師用のワークショップがそれぞれ行われる。
・情報交換会:
 →3年目にしてはじめての試み。参加者や協賛企業が資料をもちよって名刺がわりに交換した。また、ゲリラプレゼンも行った。
・ユニバーサルデザインコンテスト:
 →参加校の子どもたちによる自分やクラスで考えたユニバーサル製品のプレゼンコンペ。参加した子どもたち同士の意見交換も行われた。
・ポスターセッション:
 →24組のさまざまな実践発表。見た人すべてがすぐに発表者に感想を返すのもD-pro式。
その後、約120名による懇親会。プレゼント抽選会で盛り上がった。

今回のテーマは、「デジタル表現と子どもの学び、そして教師の確かな手だて」だ。D-projectは発足して丸3年がたった。いろいろなプロジェクトや実践をここまで残してきているが、ともすると、その実践のアイディアや活動だけが目立ってしまい、「リーフレットをこのソフトで作ればいいんだね?」という話にすりかわってしまう。もちろんそれだけD-projectそのものが広く認知されてきたということなのだが、上記だけが伝わっていくのは本意ではない。
「何をやったか(学習内容としてのデジタル表現活動)」だけでなく、それとともに、「題材にどう迫らせようとしているのか」「授業としての意図(ねらい)は何なのか」「教師の手だてや学習環境としての工夫は何なのか」がきちんと語られることが重要だと思っている。それらを明確にしようとしていると、当然、ここでどのような力が子どもたちにつくのか、それは教科(総合)の中にどのように位置づけられているのか、を論じることになり、結局デジタル表現の活動ありきではなく、授業デザインそのものについて深く考えていくことに落ち着く。つまり、デジタル表現の学習活動を通して、授業づくりそのものを追究していきたいのだ。

今後もそのようなことを大事にながら、4年目に突入したい。
D-proは今年度さらに発展し続ける。
以下のように、夏の地方公開研究会開催も決定している。
2005年7月30日 D-project in 鳥取
2005年8月6日〜7日 D-project in 宮城
それぞれのサイトでアップされたらまたアナウンスする。

今回の模様は、毎日新聞サイトでもニュースになっている。実にくわしく記事にしてくれている。
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by hitorincom2 | 2005-03-24 01:53